リード付き睾丸ベルト
マゾは調教の苦痛から一刻も早く逃れたい、解放されたと思う一方、痛みに必死に堪えながら「もっと虐めて、もっと痛くして」と心の中で思っています。マゾにとって調教はそんな媚薬効果があります。肉体の痛みと脳で感じる快感は別物なのです。激しい痛みに対して、身体からアドレナリンが分泌されます。すると痛みが快感になっていくのです。誰でもそうなる訳ではありませんが、マゾの中には鞭で打たれながら絶頂を感じてしまう者もいます。
私の場合は、乳首を責められるとマゾの性癖にスイッチが入り、痛くされればされるほど、興奮状態になってしまいます。それを最初に発見したのが初めて奴隷にして頂いた女王様でした。「最初にお前に会って、乳首を触った時、直ぐにお前がマゾだと分かったわ。凄く敏感で、強く抓れば痛いのにすぐ勃起するし、我慢汁まで流してしまうのだから、お前は真正マゾよ」と言ったのです。
今でも乳首にクリップを着けられたまま調教されたり、鞭でお尻が真っ赤になるまで叩かれると身体に痺れるような快感が生れます。泣きながら「お許しください」と訴えても、心の何処かで「止めないで、もっと虐めて」と思っているのでしょう。身体は脳に正直に反応してしまうのです。
時々、首輪ばかりでなくペニスの根元や睾丸の付け根にベルトを着けられ、リードで引かれることがあります。屈辱的な仕打ちですが、本当に痛いのはペニスではなく、睾丸を引っ張られた時です。特に四つん這いで後ろ向きに引っ張られると強烈な痛みを感じます。「この格好にするとお前は何でも言う事を聞くから大好きよ」と彼女は言います。その後、ハンブラーと言う責め具をつけられ、睾丸を責められるようになりました。
拷問は奴隷にしたマゾを服従され、どんな恥ずかしい行為でもさせてしまう効果があります。でも、そればかりでありません。痛みが悦びに変わることを知ってしまった奴隷は飼い主の前ではマゾの性癖をさらけだすようになり、進んで苦痛と言うことが分かっていても進んで調教をされるようになります。
全裸にされて首輪をつけた姿が当たり前になり、飼い主に依存する家畜の生活に悦びを感じるように変わっていくのです。飼い主の食べ残しを喜んで食べるばかりでなく、ご主人の唾や聖水も喜んで飲むようになります。マゾにとって捨てられることが一番の恐怖なのです。